バイナリーオプションの借金は債務整理できる?任意整理、個人再生、自己破産どの方法を選択するべきか

ケース別に考える債務整理

今回は、バイナリーオプションで多額の借金を抱えてしまったときに「債務整理」で解決するときのポイントについて解説します。

バイナリーオプションは、Fxと同じ、為替を用いた金融商品です。

Fxとは次の点で違いがあります。

・Fxのように難しい判断がいらない
・細かい為替レートではなく「上がったか下がったか」」だけ気にすれば良い
・短期で確定的な結果がでる

特に、「追証」や「ロスカット」といった仕組みがない点で、「Fxより簡易な手続き」といえます。

また、「確率上は50%で儲かる仕組み」といえることや、「Fxよりも短い時間」で確定的な結論が出る(レートを追いかけ続ける必要がない)ことから、「私にもできそう」、「儲かりそう」とはじめてしまう人が少なくないようです。

しかし、バイナリーオプションは、投機性の強い金融商品です。

過去に「1度大もうけできた経験」や「ウェブなどで見かける成功体験」を忘れることができず、「もう1回だけ」と繰り返し取引をするうちに、借金してお金を用意するようになってしまうことがあります。

バイナリーオプションで失敗した人中には、「年収を軽く超える借金だけが残った」という人も少なくないようです。

多額な借金を抱えてしまうと「もうダメだ」と自暴自棄になってしまいますが、諦める必要はありません。

借金の問題であれば、理由は何であれ債務整理で解決可能だからです。

また、『給与が入っても借金の返済で終わってしまいまた借りてしまう。』

『現実問題として完済は無理だと頭では分かっているのに放置をしている。』

上記の様な状態にまで陥っている場合、その借金問題を解決できる可能性はまずありません。

手遅れになるまえに借金問題の専門家へ相談を行ってください。

どこの法律事務所へ相談をしたら良いのか分からない方は、匿名で使える借金問題無料シュミレーションサイトの利用が便利で簡単です。

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それでは解説をしていきます。

バイナリーオプションが原因でつくった多額の借金を解決する方法

金融取引で借金を作ることの怖さは、「金額の大きさ」にあります。

ウェブなどで見ることのできる失敗談には、「年収を超える借金」を抱えてしまったケースも少なくありません。

年収を超えるような借金を「自力で返済する」ことは、ほとんどのケースで不可能といえます。

しかし、債務整理をすれば、多額の借金でも解決できます。

債務整理の3つの方法

債務整理には、「任意整理」、「個人再生」、「自己破産」の3つの方法があります。

年収を超える借金を抱えてしまったときには「自己破産」で解決するのが最も一般的といえます。

しかし、毎月の収入・保有財産・借金の状況によっては、自己破産以外の方法で解決できる場合がないわけではありません。

あきらめずに、できるだけ早く(これ以上状況が悪化する前に)弁護士・司法書士に相談してみることが何よりも大切でしょう。

いまでは、多くの弁護士・司法書士事務所が「借金・債務整理の無料相談」を実施しているので、「相談料」を心配する必要もありません。

「おまとめローン」は有効な解決法か?


バイナリーオプションに失敗して多額の借金を作ってしまった人の多くは、「多重債務」を抱えてしまっています。

借入件数が増えれば、借金の返済負担は重くなり、「毎週のようにやってくる返済日」が憂鬱という人も多いでしょう。

多重債務を解決する方法としては、「おまとめローン」による「借金の一本化」が薦められる場合もあります。

「債務整理ではなくおまとめローンで解決したい」と考えている人も少なくないと思います。

しかし、バイナリーオプションで作った多額の借金を解決する方法としては、おまとめローンはあまりオススメできません。その理由は次のとおりです。

・おまとめローンの「審査に通る」のも簡単ではない
・担保の提供を求められる場合がある
・さらに借金を増やしてしまう場合が少なくない
・おまとめローンの返済に失敗するリスクがある

たとえば、すでに抱えている借金を延滞しているようなときや、借り換えたい金額が大きすぎるときには、「おまとめローンの審査に通らない」ことも少なくないでしょう。

また、厳しい状況でおまとめローンを申し込めば、適用される利息が高くなったり、担保の提供を求められる場合もあるかもしれません。

また、バイナリーオプションに失敗したときには、「手持ちのお金にも余裕がない」ことの方が多いでしょう。

そのため、「当座の生活費」などに充てようと、借り換えに必要な金額以上に借金をしてしまうことも考えられます。

おまとめローンは「借り入れる金額が大きいほど適用利率が下がる」ので、必要以上の金額を申し込みやすいのです。

たとえば、400万円の借金を借り換えるために600万円借りてしまっては、返済期間がいたずらに長くなってしまいます。

「毎月の返済額が減る」からといって、さらに多額の借金を抱え込めば、「おまとめローンの返済に失敗する」ことも十分に考えられます。

借り換え後に余ったお金で「今度こそ」とさらにバイナリーオプションにのめり込めば、本末転倒です。

バイナリーオプションで作った借金でも自己破産できる?

返済能力をはるかに超える借金を抱えてしまったときの最も有効な救済手段は「自己破産」です。

自己破産をして「免責」を得ることができれば、抱えている借金の返済義務の一切が免除されるからです。

バイナリーオプションで多額の借金を作ってしまったときには「自己破産できない」のでは、と思った人もいるかもしれません。

たしかに、ウェブでは、そのような説明をしている記事を見かけることがあります。

また、バイナリーオプションで多額の借金を作ったことが免責不許可事由(破産法252条1項4号)に該当することも事実です。

しかし、免責不許可事由を抱えていても、「絶対に免責されない」と決まったわけではありません。

破産法は、免責不許可事由に該当する場合でも「裁判所の裁量」による免責を認めています(破産法252条2項)。

免責不許可事由に該当するほとんどのケースは、この裁量免責によって、借金を免除してもらえています。

日弁連が数年おきに実施している調査によれば、自己破産を申し立てたケースの約97%で免責が認められています。

バイナリーオプションで多額の借金を作った場合であっても、基本的には「免責してもらえる」と考えておいて良いでしょう。

裁量免責すらもらうことができないケースの「本当の理由」


実際の自己破産事件では、「借金の理由に問題がある」というだけで免責不許可になることはほとんどないといえます。

最終的に免責不許可となるケースの多くは、借金の理由や金額以外にも重大な問題があるケースがほとんどだからです。

たとえば、次のような事情があれば、免責不許可になる可能性は高くなります。

・自己破産による差し押さえを逃れるために財産を正しく申告しなかった

・負債の額があまりにも高額すぎる(年収300万円の人が1億円の借金を抱えた場合など)

・故意に、一部の借金を破産手続きから除外した(正しく債権届出をしなかった)

・出頭すべき裁判所の期日(免責審尋や破産管財人との面談)を無断欠席した

・裁判所・破産管財人の業務に協力しなかった/妨害した

・自己破産申立て後も、問題のある行為(バイナリーオプションや借金)を続けている

上記の事情は、「弁護士の指示にしたがって」正しく対応していれば、通常は発生しないものばかりです。

また、「免責を得るのが難しい」と弁護士が判断した場合でも「債務整理で解決できない」と決まったわけではありません。

自己破産するデメリットは限定的


「自己破産はデメリットが多いからしたくない」と考えている人も多いと思います。

しかし、自己破産してもほとんどデメリットがない場合も少なくありません。

自己破産したときの主なデメリットは、次の通りです。

・高額な財産は差し押さえられてしまう
・長期の旅行や引っ越しに裁判所の許可が必要な場合がある
・債務者宛の郵便物が破産管財人に回送され閲覧される
・一部の職業について「登録取消」などが生じる

自己破産の最大のデメリットは「財産を差し押さえられる」ことです。

しかし、自己破産に伴う差し押さえは、「高額な財産」に限定されます。

生活する上で必要なテレビや冷蔵庫などは、特に華美なものや何台も持っている場合でなければ差し押さえられることはありません。

転居や郵便物についての制限は、「管財事件」となった場合にのみ発生するデメリットです。

実際の自己破産では、「差し押さえられる財産が全くないケース」は少なくありません。

多額の借金を抱えて自己破産を申し立てた人は、生活上必要なもの以外の財産をもっているケースはあまり多くないからです。

また、仕事に影響が生じるのは、宅地建物取引士のような「〇〇士」といった名称の資格の一部や、警備員、旅行業務取扱管理者、保険外交員といった他人の財産を取り扱う職業に限られます。

自己破産を理由とする懲戒解雇は(就業規則にあらかじめ定められている場合を除いて)、原則として認められません。

ただし、資格・就業制限は、「免責」を得るまでの一定期間に限定されます。自己破産したことで一生その仕事に戻れないということはありません。

「自己破産できない場合」の解決方法

免責を得ることが難しい場合だけでなく、今後の生活のために(仕事を失うことを避けるため)に「自己破産できない」場合も考えられます。

自己破産できないケースでも、「個人再生」を利用することができれば、多額の借金であっても解決することが可能です。

個人再生するとどれくらい借金は減るのか?


個人再生が認められると、裁判所の決定によって借金の一部が免除となります。

特に、3,000万円を超える借金があるときには、「90%を免除」してもらえる可能性があります。

個人再生は、「借金の一部」を3年間(もしくは5年以内の期間)で分割返済する計画(再生計画案)を立て、その金額を完済することで、借金の残額を免除してもらえます。

分割返済しなければならない金額は、「負債総額と所有している財産の額との関係」で決まります。

下記の表は、借金の金額ごとに法律が定めている「最低弁済基準額」と毎月の返済額の目安をまとめたものです。

自己破産した場合に差し押さえられる財産の総額(清算価値)が、下記の金額を超えないときには、この最低弁済基準額を分割返済することで、借金の残額を免除してもらうことできます。

借金の額 最低弁済基準額 毎月の返済額
3年返済 5年返済
300万円 100万円 27,000円 16,000円
600万円 120万円 33,000円 2万円
900万円 180万円 5万円 3万円
1200万円 240万円 6,6000円 4万円
1,500~3,000万円 300万円 8,3000円 5万円
4,000万円 400万円 11,1000円 6,6000円

「自己破産したときに差し押さえられる財産(清算価値)」の総額が最低弁済基準額よりも多いときには、その評価額を分割で返済する必要があります。

たとえば、負債総額が400万円のときに清算価値が8000万円であれば、借金は1円も減額されず、400万円を分割返済しなければなりません。

ローンを完済している不動産を保有しているときなどには、注意が必要です。

個人再生は「住宅ローンも抱えているとき」でも対応可能


「マイホームを失いたくない」から自己破産はできないと考える人は、実際にも少なくありません。

個人再生は、住宅ローンを抱えている人が多額の借金を解決するための制度でもあります。

個人再生では、「住宅ローンの返済条件を見直す特別な取り決め」を住宅ローン債権者と交わすことができるからです(住宅資金特別条項)。

いわゆる住宅ローン特則で可能な「ローンの返済条件見直し」には次のようなものがあります。

・延滞によりすでに失った「期限の利益の回復」
・最大10年までの支払期間延長(毎月の支払額を減らせる)
・一定期間の元金据え置き(利息のみの支払い)・利息免除
・ボーナス払いの見直し

たとえば、バイナリーオプションで作った借金の一部を分割返済する3(5)年間について、「住宅ローンの元金据え置き」をしてもらえれば、借金問題の解決と住宅ローンを両立させることも可能となります。

「多額の借金があるからマイホームは手放すしかない」とあきらめてしまう必要はありません。

多重債務は任意整理でも返済負担を大きく減らせる

借金の金額が、「毎月返済可能な金額×60回」までの金額であれば、裁判所の手続きではなく、「任意整理」で解決できる可能性があります。

「任意整理」で解決できれば、自己破産・個人再生に比べ、費用も安く手続きも簡単に済ませることができます。

毎月の利息負担が返済行き詰まりの原因であるときには、任意整理でも大きな効果が期待できます。

たとえば、バイナリーオプションにつぎこむために、年18%50万円の借金を6社からしているときには、毎月の利息だけで45,000円になります。

任意整理をすれば、今後発生する利息は免除されるので、この45,000円はなくなります。

元金の300万円(50万円×6社)を5年(60回)の分割で返済すれば、毎月の返済額は5万円まで圧縮することができます。

消費者金融やクレジットカードのキャッシングの返済が300万円あるときには、毎月の請求額は8万円近くになっていることが多いので、毎月3万円も負担を軽くすることができます。

まとめ


バイナリーオプションのような投機的な取引で多額の借金を作ってしまった場合でも、「債務整理」をすれば解決することができます。

弁護士・司法書士に債務整理を依頼すれば、「金融機関からの取立て」は一切なくなり、静かな生活を取り戻すことができます。

また、債務整理依頼後は、借金返済も一時的にストップさせます。

そのため、「債務整理を依頼するだけで、家計を立て直せる」ことも珍しくありません。

債務整理は、借金問題が深刻になるほど、費用も手間も時間もかかるようになります。

バイナリーオプションで多額の借金を抱えてしまったときには、できるだけ早く、これ以上問題が深刻にならないうちに弁護士・司法書士に相談しましょう。



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実際に多くの人が専門家に話を聞いてもらうことで、借金問題を解決することに成功しています。

また、多くの方が口を揃えて言うのが、『こんなにあっけなく借金問題が解決するなら、1人で悩まずもっと早く相談するべきだった。』ということ。

借金問題は先送りにすればするほど、状況は悪化するだけです。

悩んでいる間にも利息や遅延損害金は増え続けますし、1日も早く行動をとることが非常に重要です。

あなたの大切な人生。より良いものにする為にも今すぐに行動をすることをおすすめします。

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